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11月公開講座のご感想

11月1日のWCK公開講座「性暴力禁止法をつくろう」に参加して下さいました皆様、アンケートへのご協力ありがとうございました。
皆様から寄せられたご感想の一部を紹介させていただきます。

☆いつも性暴力に対する判決・罰が小さすぎると感じています。これは今まで男性が社会を牛耳ってきたからと思います。性暴力に関しては特に男の感じ方と被害女性の感じ方があまりにかけはなれていると思います。今後、教育を通しても変えていかなければならない。
 当事者が話をするということは、話をするごとに自分自身を傷つけるという感覚をおぼえます。はやく当事者が話をしなくてもこのことの重大性をみんなが理解できる社会にしなければならないと思います。

☆性暴力は年齢、セクシャリティ、職業にかかわらずだれでも被害を受ける可能性のある暴力だと思います。私は10代の時に兄から性暴力を受けたことがあります。でも、母に訴えても、父に訴えても、信じてもらえなかったり、兄を守るような発言をされたり、たいしたことじゃないと言われたりしました。もう、私みたいに被害を受けてもだれにも話せなかったり、信じている人に否定されたり、無視される被害者(大人・子どもを含む)はいなくなってほしいです。
 最後に小林さん、ありがとうございます。どうか、心も体も大切にされて下さい。

☆きわめて具体的な小林さんの話から、遠藤さんの大きな日本の枠組みに対する動向まで、とてもよく組まれた内容とプログラムです。参加させていただきよかったです。

☆貴重なお話を聞けました。今後とも新しい社会づくりに向けて活動を期待しています。

☆性暴力の被害者がカミングアウトし、活動することによって、さまざまな支援者や理解者、そして、被害者との出会いがある一方で、身近な人たちが離れていくということを知りました。強姦神話をはじめ、さまざまな性暴力に関する誤解をなくす啓発、教育が非常に重要だと痛感しました。

☆高校1年生の時にレイプ被害にあい、小林さんのご本がずっと気になっていました。立ち読みをしていると自分の体験を思い出す様で恐怖心があったのですが、今日小林さんのお話を直接聞けて是非本も読んでみようと思いました。勇気ある活動は被害者にとって何よりの力になります。
 禁止法に関しては、もちろんあらなければいけないと思うのですが、被害者の立場(私の場合)としては正直まだそういう法律や制度を変えたいという気力はないです。でもこれからの社会を本当に良いものにしたいので、是非これからも活動を頑張って頂きたいです。ありがとうございました。
by wck-news | 2009-12-08 00:00 | 講座受講者の声

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