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『サバイバーと心の回復力~逆境を乗り越えるための七つのリジリアンス』を読む

レジリエンス(resilience)と言う言葉が、最近多く聞かれるようになりました。危機や逆境の中でもしなやかに生きていく弾力性、立ち直る能力のことです。

『サバイバーと心の回復力―逆境を乗り越えるための七つのリジリアンス』(スティーヴン・J・ウォーリン他著、金剛出版)は、弱さやダメージだけでなく、それにもかかわらずもっている個人の強さや力に目を向けることを知らせてくれます。日常生活の中で自分自身のうちにある力を見つめ直すために、ともにこの本を読みすすめていきませんか。


日時■ 2007年1月31日 スタート 
毎週水曜日 PM 7:00~9:00 全8回
(3月7日、21日は休みです)
会 場■ ウィメンズカウンセリング京都
講 師■ ウィメンズカウンセリング京都スタッフ
定 員■ 15名(最低成立人数は5名です)
受講料■ 全8回分16,800円(消費税込)
※一度入金されたものは返金いたしません。

申込み■ 電話、FAX、Eメールでお申込みください。
       定員になり次第締め切ります。
by wck-news | 2006-12-20 13:49 | お知らせ(講座情報など)
★セクシュアル・ハラスメントとの闘いを時系列で、また米との比較で学習できてよかった。学習した以外にも多くの女性たちが孤軍奮闘してきて現在の法制度の整備に結実してきたんやなあと思います。セクハラと闘ってきた女性の葛藤や、支援グループのあり方、判例や法制度の整備にどう生かされてきたのかを整理していければいいですね。後、強姦事件とかストーカー事件の判例もリンクできればええなあ。

★どうもありがとうございました。被害者の方に日ごろ接していても、こと裁判に関しては実態をとらえることが難しかったです。今回イメージをしっかりもつことができたのでとてもよかったです。みなさん熱心に参加されていて、レベルの高い講座だったと思います。

★今回の講座では、特に本人によって書かれた本が出ている事例を題材に取り上げたので、事件や裁判の経過だけではなく、心の動きや周りの人々との関係などもよくわかり理解できた。でも、それだけに当事者ひとりひとりの悔しさやしんどさがより伝わり、とても読んでいてつらい箇所もありました。

★それぞれの事例について詳しく掘り下げてお話をきく機会を持ててとてもよかったです。特に被害者と支援者や弁護団との関係をお聞きできてよかったです。社会やメディアの世界での女性に対する性差別はまだまだひどいものがありますが、皆で声をあげて少しずつでもかいぜんできたらと思います。

★毎回セクハラの事例、具体的なエピソードをきくたびに、ものすごい憤りと悔しい気持ちが体の中にふつふつと湧き上がってきて、体力を使いました。他人事とは思えない、いつも自分が被害者になるかも知れないというプレッシャーを受けながら生活していくのはしんどいことです。それに負けないようにこれからも学び続け、女性たちとのネットワークをつくりつづけるしかないのだと改めて感じました。

★丁寧な説明と解釈を聞き、非常に勉強になりました。社会が変わる動きをつくる一人の女性の大きな力を学びましたが、そのとてつもなく尽大な労力に心が重くなることも事実です。ありがとうございました。

★講座のテーマがノンフィクションで真実性に緊張があった。被害者の多大な被害を矮小化する世論があり、女性の尊厳を守り、尊厳を戦いとるプロセスのセクハラ裁判の重要性がある。裁判の実績が今後の未熟な法律を改正し、女性の尊厳を社会に問い、定着化の役目を果たす。被害女性の苦しみと怒りは計り知れないものがある。
裁判期間中・裁判にかかる事例外においても女性が自己信頼や自尊感情を取り戻すプロセスにおいてフェミニスト・カウンセラーの関わりと仕事内容の果たす役割は大きい。その仕事と仕事ぶりに尊敬を持っています。
by wck-news | 2006-12-18 12:48 | 講座受講者の声
WCKイベント報告
「リラクゼーションのためのボディワーク」参加者の声

栗岡多恵子さん主宰のBrisaブリーザ&ウィメンズカウンセリング京都主催の講座「リラクゼーションのためのボディワーク」が終了しました。

気持ちよくからだを動かすことが生活の一部になると、呼吸が深くなってよく眠れるようになります。眠りはパワーのみなもとです。”いまここで”のわたしの感覚に耳をすませる時間は貴重なものです。「春まで冬眠したい~」とからだが言っとりますが…(^ ^)できたらしてあげたいものです(笑)

栗岡さんのボディワークを、まさに「そよかぜのよう」と評した人がいました。
ここちいいですよ~。
2007年も開催予定。お楽しみに!(warashi)

【参加者の声】

★最初はどんな事をするのかなと少し緊張して行きましたが、部屋に入ったらフワッとアロマのいい香りがして、先生がとても気さくですぐに楽な気分になりました。そしてヒーリングの音楽が流れてゆっくり体ほぐしや呼吸法や背骨を伸ばす姿勢を教えてもらって、無理をしていないのに手足までポカポカ温まりました。
そして今まで何十年間も自分の体のことを、もっと丈夫だったらいいのにとか、いろいろ不満があったけれど、先生の声を聴きながら又体の声を聴きながら体をほぐしていくと、自然と自分の体に「今までこきつかってごめんね。いつも支えてくれてありがとう。もっと大切にするね」という感謝の気持ちが湧いてきました。
そして時間と共に他の参加者の人達とそんなに話をする訳でもないのに一体感を感じて、身も心も今まで感じたことのない、自分の体重の重みも忘れるくらいフワーと何かに包まれて浮いているような最高のリラックスした気分を感じました。子宮の中ってこんな感じだったのかなと思いました。
参加して本当に良かったです。

★自分を大切にする時間をつくるということや、自分自身をリラックスさせる方法を教えてもらった様に思います。講座から帰った夜は本当に気持ちよく眠れました。家でもそういう時間を持てる様になりたい。
と、なんて思い通りに動かない私の身体(からだ)よ、と思いました。面白かった。

★ボディワークの講座は、毎回体の位置の確認からはじまります。”自分の両膝の上に自分の骨盤があって、その骨盤の上に自分の両肩があって…”と自ら確認するたびに、アララ…ズレてるわ…「私の骨盤は今どこに?」これからはふと気づいたとき、私の大事な骨盤に耳をすましてみることに
します。

★夏が終わってから体が本調子ではなく、重くだるい状態が続いていました。ストレスで肩こりも悪化気味でした。2週間に1度の講座で体をほぐすと、その日の夜は体がほっこり軽くなりました。
講座中もあまりに気持ちよくて、緊張感が抜けていくかんじがとてもよかったです。

★体に聞いてあげることの心地よさを知りました。生きてきて良かった。
今回のお出会いありがとう。
by WCK-News | 2006-12-12 00:00 | 講座受講者の声

11月22日は断酒記念日!

 2006年11月22日は、わが松下さんの断酒30周年記念日だった。私たちは11月19日のスタッフ・ミーティングの後、断酒30周年を祝うパーティへとくり出した。
 断酒20周年記念日は、1996年、ウィメンズカウンセリング京都を開設して2年目だった。ウィメンズカウンセリング京都の事務所で大きなケーキをほおばり、クラッカーなど鳴らしたことを覚えている。
 2005年には、松下さんが語り、井上が書いた『ともにつくる物語ーアルコール依存症回復女性とフェミニストカウンセラーとの対話』を出版した。松下さんが男性中心的な断酒会からフェミニストカウンセリングにたどりついた道筋は、私が男性中心の臨床心理からフェミニストカウンセリングにたどりついた道筋に似ていた。
 松下さんは、「のちのち結局私が堕落したわけです。精神的にはね。世間に迎合する、男の人たちのご機嫌をとるほうにね」と言い、さらに「人の処世術を覚えていったというかな。そういうところが鼻持ちならないですね。今考えるとね。いろんな差別感とか不公平さには気がついていながら、そのへんは引っ込めてしまっていったなっていうことはね、残念に思いますけど。その先生(川上宗薫、作家、松下さんの高校時代の恩師)にはね、いろいろなものの見方とか学んだのに、途中でずっと負けていっているんですよ。世の中にね。闘わないほうを選んでいってね。しまったなと」と語った。
 この松下さんの言葉に、私はこれ以上ないほどに共感した。昨夜、遅まきながらシャーリーズ・セロン主演『スタンドアップ』を観て、松下さんの言葉を思い出した。全米初のセクシャル・ハラスメント勝訴の物語だったが、闘う側を選び、そこに立ち続けることはほんとうに困難なことである。この主人公ジョージー・エイムズは、高校時代の教師からの強姦被害者、結婚してDV被害者、就職してセクハラ被害者である。フェミニストカウンセラーをしていると、こういうことが次々とひとりの女性の身の上に起こりうると十分に納得できる。
 
 話が横道に逸れてしまったが、松下さん断酒30周年記念パーティの後、松下さんから送られてきたメールを紹介しよう。

30年前の今日は、日曜日でした。
前日までの、飲酒疲れで、へとへとになっていましたが、
心の中に、くすぶっている罪悪感、悔恨、焦燥感などなどの
惨めな思いに打ちのめされていました。
この感覚は、毎回、毎回、長年繰り返し襲われたアルコールが、
途切れた時の感覚でした。

そんな感覚から、逃れるために、しぶしぶ、夫の手前(?)、友達が
図書館から、見つけて来てくれた『アルコール中毒と治療』の付録にある
断酒会の住所録を頼りに、近くの支部へ電話しましたが、その日は連絡がつかず、
肩透かし・・・。

翌1976年11月22日に自助グループ断酒会につながり、私の断酒の闘いが
始まりました・・・。

あれから30年、私は、人との出会いに支えられて、本日があります。
前半は心身の生き残りのための闘い、基礎訓練の時間でした。

そして、後半の15年は井上さんをはじめWCKスタッフとの出会いと縁が、
私の目を開き、新しい意識の自覚へと導いてくれたと思っています。

それだけではありません。その間、私はみなさんとの開放的な交流の中で、
暖かい潤いに満たされているのです。

ぶちゃけていえば、会食も楽しいし、カラオケで弾けるのも楽しい!
お泊りで、夜更けまでみんなとしたお喋りも楽しかったァ!
時間が許すいっぱいいっぱい付き合ってくれてありがとう!

素晴らしい私の「断酒30周年」でした。

松下美江子

 松下さんも、私たちも、また断酒40周年への道をともの歩みはじめたところでアル!
                                                  (M・I)

 
 
by WCK-News | 2006-12-10 10:07 | その他
DV防止基本計画ベスト10発表!!
全国シェルターシンポinはこだてに行ってきた。


全国シェルターシンポが函館で開催されると知って参加は無理かなと思っていたら、急遽「つれもていこら」の出発となった。私とT、I、Kといういつもの仲間だが、行くことに躊躇していたのにはわけがある。Iの夫が六年前、函館・湯の川温泉で危篤となり、いったんは持ち直し帰郷したものの、そのまま病院に運ばれ一ヶ月後に亡くなった。そんな思い出の詰まった「函館」なのだ。七回忌を済ませたI、辛い過去を心の戸棚に直し、議員研修の名目で行くことを決断したのだった。(でもね、私とTは自費だぜ)。

さて今年のテーマは「DVを許さない!『自治』・『人権』『協働』~当事者女性と子どもの自立を支える」である。基調講演は「垣根を越えるーNGO、行政、地域の連携によるDV防止へ」と題してアグネス・チャンさん(NPO「エイジアン・タスク・フォース」アウトリーチ・プログラム開発責任者)からボストン市、マサチューセッツ州などでの活動からみえるものを提起していただいた。DV防止、とくに女性と子どもに対する暴力の防止にとって、議会や政府への働きかけ、地域の様々な機関と緊密にネットワーク形成は不可欠と体験をもとに力強く語られた。

その後、シンポジウムにうつりコーディネーターに戒能民江さん、シンポジストに片山善博さん(鳥取県知事)、高橋はるみさん(北海道知事)、アグネス・チャンさんというメンバーで進められた。日本の行政のあり方、市民の政治参加のあり方が問われていることなどにも話しは及んだが、「行政と民間が協働で被害当事者女性や子どもたちの支援に取り組む必要がある」という認識で一致した。

翌日はテーマごとの分科会が持たれた。私は県のDV防止基本計画の策定委員だったこともあり、「改正DV防止法と基本計画」の分科会に参加した。あくまでも計画の文章だけでのポイント数ではあるが基本計画ベスト10も発表され、各都道府県での特徴的な施策も示された。検証として「当事者参画は未定着。支援者や親族の安全確保が不十分。マイノリティ対策にはかなりのばらつきがある(特に障害者対応が不十分な県が多い)。財政支援は一部進展。市町村の役割は不明確。危機介入は不十分。地域へは一歩ふみだしの施策展開あり」等の点も指摘された。行政任せの計画ではなく作成運動として取り組んだことの意義を再確認できた。

とりわけ真摯に取り組む行政職の方の発言がよかった。DV防止と被害者支援に向け、民間と行政が連携しナショナルスタンダードを作っていけるかもしれないぞ、と希望の見えた分科会だった。ちなみにベスト10は、鹿児島、北海道、愛知、鳥取、兵庫、岐阜、秋田、千葉、福島、佐賀、岡山、岩手、神奈川でした(同ポイントの県も列記。計画の文章のみの評価で点数が低いからといって施策が遅れているということではない。また民間団体がない県や作成中の県は検証していない)。                                by PON

全国シェルターシンポinはこだての講演内容
はこちらで見ることができます。→):http://www.ourplanet-tv.org/live.html 
by WCK-News | 2006-12-09 00:00 | 日々雑感

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by WCK-News