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上村知花さんのエッセイ連載のご挨拶     井上摩耶子

 知花さんの小説『想い出』の連載をすでにはじめていますが、エッセイ『心の音』の連載をはじめます。去年12月、知花さんは「今年いちばんやったーと思えたことは、小説を沢山書いたこと」と言った。小説を書く合間に、ここに連載する7編のエッセイが完成しました。知花さんによれば、小説がスランプで書けないときに、エッセイを書きはじめたとのことでした。ある日、「この頃、社会的なテーマを訴える『心の声』が多くなってるな。声に出して言えないことを書いている」と話してくれた。カウンセラーとしては、「うん、うん。いいですねえ…」とうなずくところである。
 総タイトルが『心の音』で、「虹」「明日への扉」「後悔しない生き方」「悲哀」「人形」「悲愴」「藍色の瞳」と続きます。どうぞ、お楽しみください。

⇒⇒⇒エッセイ「虹」へ 
続きは順にUPいたします。
まとめて読まれる方は右側のカテゴリ欄<知花さんのエッセイ『心の音』>をクリックして下さいね。
 


by wck-news | 2011-04-30 00:00 | 知花さんのエッセイ『心の音』
☆初めての方は、こちらもあわせてお読みくださいね。
⇒⇒⇒「上村知花さんの小説連載のご挨拶(井上摩耶子)」
⇒⇒⇒「上村知花さんのエッセイ連載のご挨拶(井上摩耶子)」



落ち込んで元気が出ない時はどうしたらいい? 『元気出して』なんて励ましの言葉は、余計に辛くて…。このまま未来がないようにさえ思える。

嵐のような雨が君の肩を濡らすなら、私が虹になって君の笑顔を誘うよ。雨はいつかやむ。そうしたらまたお日様が輝くから。空を見上げれば明るいから。だから泣かないでよ。君の涙は誰よりも傷いよ。苦しいよ。切ないよ。君が笑顔を見せたなら、私はきっと胸躍る。君の笑顔ほど大切なものはない。私の、宝物。大事だから、また笑ってね。君といられれば、幸せだから。隣で一緒に笑い合いたい。いつまでも。一生一緒。離れたくない。命ある限り。

思い出の写真。それを見るたびに思い出す。泣いてない? 大丈夫? 私がいるよ。

辛い時、一人でいないでね。考えれば考えるほど頭の中は暗くなる。でも、そばに誰かがいれば…安心だよ。一人じゃないって思えるから。そう思うだけで涙が出そうなくらい安らぐんだよ。心が軽くなる。

いつでも話聴くよ。弱くたっていい。弱音吐いていい。相談して。説明がわけ分からなくなってもいい。完璧に気持ちを理解 なんて誰にもできないけど、少しくらいなら分かるから。私も感じたことのある感情。

一人じゃないから。

いつも気丈でいなくていい。時には休むことも必要。

遠慮ばかりして人のことばかり考えてない? 気にしてない?
自分のこと、もっと大事にして。『自分のあるべき場所』。
そんな難しいこと考えないで。答えはじきに出て来るから。今焦って出さなくていいんだ。みんなみんな後になって気付くんだから。君だけじゃない。君だけじゃないよ。

分かってるけど…。
心と身体が別々の時がある。どっちに従えばいいの? 答えは心。一番正直なのは、心だよ。針のような傷みを感じたら、休もう。身体が嫌がっても、本当に傷付いているのは心だから。大切にしたいひとりひとつの心。代わりはないから壊さないでね。

小さな声が聞こえます。小さななにかが叫んでます。その正体はなに? 私も知っているモノ。
『弱さ』。

それは、最後の君からのSOS。限界ギリギリの君の、心の訴え。これだけは無視しないで。君がいなくなる。君らしい君が消えてしまう。

最後の涙、枯らさないで。我慢しすぎだよ。私は君の涙を知らない。君の素顔を知らない。

さらけ出して。嘘が嫌いな君のこと。偽りたくなんかないはず。不器用な君のこと。きっと無自覚。素顔を見せられないはず。だからこそ、君は貴重な存在なんだ。君の本当の笑顔と涙。いつかそれが向けられるよう。

強くなくていい。今の君が好き。頑張ってる姿に何度勇気もらった? 私も頑張りたい。君だけに背負わせたりしないよ。一緒に世界を知ろうよ。

君になら私のすべてを託せる。望むのならば、この身体だって捧げよう。けれど…心は渡せない。叶うならあげたいけれど、そんなことはできないから。心は交換できないから。…なによりも大切なもの。
君は、誰よりも大切な存在だよ。私にとってなくてはならないただひとりの人。心と同じだね。そこに居るのが当たり前。在るのが当たり前だから、気付けないんだ。いつもありがとう。感謝してるよ。

そんな不安な顔しないで。君にそんな顔されたら、私はどうしたらいいの?
どんな慰めの言葉も今はなんの意味も持たない。
泣きそうな顔。辛い表情。だからって、涙を堪えられても…どうしようもない。悲しい顔も傷いけど、無理して笑っているのを見るのも傷いよ。笑っている君自身も辛いんでしょ?
私が泣いていた時、君はいつも私を元気付けてくれた。また笑顔を咲かせてくれたんだよ。私が今ここにいられるのも、みんなみんな君のお陰なんだ。だから…ひとりで泣かないでね。君が泣くなら、私も一緒に泣くから。そして、そんな日があったことをいつかふたりで話そう。その時、また笑顔でいられるように。

THE END.

⇒⇒⇒エッセイ『心の音』(2)「明日への扉」へ




by wck-news | 2011-04-30 00:00 | 知花さんのエッセイ『心の音』
東京経済大学の渡辺潤さんがご自身のHP書評欄で『フェミニストカウンセリングの実践』を取りあげてくださいました!

⇒⇒渡辺さんのHPで読まれる方は、こちらです。


・井上摩耶子さんはフェミニスト・カウンセラーで、この欄でもすでに2度、彼女の本の紹介をしてきた。最初は『フェミニスト・カウンセリングへの招待』(1998)で、2回目は『ともにつくる物語』(2000) だから、『フェミニスト・カウンセリング』 は10年ぶりに出された本ということになる。しばらくぶりの出版で、彼女は編者として10人を越える執筆者をまとめている。これを読むと、「フェミニスト・カウンセリング」という仕事がこの十数年間で実体化し、社会的な役割を果たすようになってきたことがよくわかる。

・この本の著者の多くが所属する「ウィメンズ・カウンセリング京都」(WCK)は1995年に立ちあげられた。2006年にはスタッフが10万円ずつ出資して株式会社として運営されている。カウンセリングを受けに来る人も、対応するカウンセラーも女で、そこで取り組まれるのは「ドメスティック・バイオレンス」(DV)や「セクハラ」、そして「強姦」といった問題が多いようだ。

・この種の問題を抱える女たちの相談に乗り、アドバイスをするためには、カウンセラーはやはり、女である必要がある。その理由は、加害者の大半が男であること、男には話しにくい内容であること、男の立場や固定観念から解釈され、判断されてしまいがちであることなどにある。そして、「フェミニスト」と名のつくカウンセリングである最大の理由は、相談にやってくる人たちに、問題に対する責任が自分にではなく加害者にあり、さらには、その基盤に家父長制度以来の男中心社会を正統なもの、当たり前のものとする考えがあることを理解させることにあるからだ。

・たとえば、セクハラや強姦といった問題に際してよく言われることに、男を刺激する態度や外見が原因になったのではないかとか、男の性欲は生理的なものだから、その気にさせない用心が女にも必要なのだといった主張がある。僕も女子学生たちの服装や無警戒な態度に気づくことがよくある。歳のせいか、その都度、話題にして「気をつける方がいいよ」と言ったりするが、しかし、だからと言ってセクハラや強姦にあう責任の一端が女の方にもあるとは思っているわけではない。男は確かに、性的な興味を目の前にいる女に抱くことはある。しかし、それを自覚することと、そのことをきっかけに行動に移すことの間には、限りなく大きな断絶がある。それは、誰かを殺したいと思うことと、実際に行動することの違いにあるものと同等のもののはずである。

・フェミニスト・カウンセリングはだから、相談に来た人たちに、女が置かれた立場や性や暴力についての社会通念の不当さを理解させるが必要になる。彼女たちはしばしば、そんな社会通念を内面化し、そこから、自分の責任を痛感して、自責の念に囚われたりしてる場合が多い。そして、経験したことについて、それを自分のことばで表現し、自分で判断する力を持っていない人が大半のようだ。だから、フェミニスト・カウンセリングにとって大事なことは、何より被害者である女たちが、その不当さを自覚し、加害者や社会に向かってそれを訴える力を付与させること(エンパワーメント)にある。

・この本を読んでいて気づくのは、カウンセリングが何よりコミュニケーションであるこということだ。コミュニケーションの理想は、互いが共感しあうことにあるが、それはまた、互いが違う個別の人間であることを前提にしてはじめて意味のあるものになる。よりよいコミュニケーションは分離を前提にした結合を目指すところに生まれ、上下や優劣ではなく、平等な関係を基本にしたところにこそ実現する。コミュニケーション能力の必要性がよく話題にされるが、いつも気になるのは、その中に、このような視点を見つけにくいということだ。その意味で、「フェミニスト・カウンセリング」には特殊な状況に追い込まれた一部の女たちにとってだけではない、もっと一般的な意味で重要なコミュニケーション能力の身につけ方が模索され、実践され、獲得されているように思う。

by wck-news | 2011-04-25 19:26 | 本・映画・DVD
☆初めての方は、「連載のご挨拶」もあわせてお読み下さいね。

『バシャン!』
「ひえ~。びっしょびしょ!」

わたしが水たまりで転んだ時、周りの人達はみんな見て見ぬ振りをしていた。でも、あの子だけは違った。わたしの想い出…。

「芹佳ーっ! 早くおいでよ~!」
ある晴れた土曜日。金曜日には雨が降り、地面には幾つもの大きな水たまり。わたしと芹佳はここで足をパシャパシャさせながら飛び跳ねて遊ぶのが大好き。そんなわたしは尚崎露希。おませさんにはほど遠く、ちょっと子供な小学4年生。この日は、近所に住む昔からの仲良し、上條芹佳と追いかけっこをしていた。
「あははっ! 芹佳ってば、遅~い!」
後ろを向いて、のこのこ走る芹佳を見ながらわたしは小走りしていた。その時、
「あ! 露希ちゃんっ!」
芹佳が慌てた様子で前を指差す。わたしは芹佳のその動作を気にも止めず、
「え~? なぁにぃ? もう帰るのぉ?」
…と、呑気に口走っていた。今思えば恥ずかしいことだ。いつものように、どうせ芹佳の家の門限の時間になって帰ろうとしているのだと当時のわたしは思った。芹佳の家は門限が5時。わたしはまだまだ遊びたかったのに。うちには門限なんてものが存在しなかったから、遊び疲れるまで遊ぶことができ、当然ながら宿題をすることなくベッドへ直行。そのまま朝まで爆睡し、宿題を忘れたまま学校へ行く。その繰り返しだった(芹佳がちゃんとしてきてたから、よく写させてもらってたなぁ…。って、今もか?)。
…ともかく、芹佳が焦っているということに気が付かなかったわたしは、後ろ向きのまま『バシャン!』と水たまりに浸(つ)かってしまった。
「ひえ~。びっしょびしょ!」
わたしが半泣きでびしょびしょに濡れた服を眺めていると、
「大丈夫?」
そんな優しい声がして、上からスッと手が出された。
わたしがその手に捕まると、声の主は思い切りわたしを引っ張り上げた。お陰でわたしは汚い水たまりから脱出できた。
「…ありがとう」
わたしが言うと、その子は
「お礼なんかいいよ。それより、名前を教えてくれる?」
そう言って微笑んだ。
「…露希。尚崎露希」
わたしを汚い世界から連れ出してくれたのは、同い年くらいの女の子。腕も脚もとても細く、心配になるくらい華奢な体つきをしている。ただ、表情はとても明るく、見ているこっちが励まされるようだった。
「尚崎露希て言うんだ? 可愛い名前だね。…露ちゃん…って呼んでいい?」
「いいよ」
そう言うと、女の子はとても愛らしい表情を見せた。見ているこっちが嬉しくなるような美しく清らかな笑顔。

なんて澄んだ瞳を持ってるんだろう。

わたしは初めそう思った。その瞳の奥に隠されている真実を知りもしないで…。
「…露ちゃんって…昔のわたしと似てる気がする。…わたしも、昔は露ちゃんみたいに近所を走り回ってたんだよ。…でも、もうそんなことは…。…もう二度とできないけどね。」
女の子は過去を思い出したのか、懐かしそうに微笑み、そして寂しそうに目を閉じた。
「…あなたは? あなたの名前はなんて言うの?」
見ていられなくなるくらい悲しい瞳。こんなにも幸せそうに笑うのに、どうして彼女はこんな濁った表情を知っているのだろう? 悲しみを知っている人は、時に恐ろしく映る。過去の記憶が映し出す、切ない防衛反応。
「…わたし? わたしは…」
女の子が答えようとした時、邪魔が入った。
「清海さん! こんなところにいたのね! 駄目じゃないの! 勝手に病院を抜け出したりして! さっ、病院に戻りますよ」
看護師らしき人が女の子を引っ張ろうとする。
「…もう、戻らない」
女の子は小さな声でそう言った。
「あなたは外出許可をもらえないんだから、勝手に外に出てはいけませんよ。」
彼女の声が聞こえたのか聞こえなかったのか、看護師は女の子にそう言い聞かせている。
「…わたし…は…少しだけ外の空気を吸ってみたかっただけなのに…。…どうしてそれさえ許されないの…!?」
悲痛な訴えもままならず、女の子は車に乗せられ、去っていった。
女の子になにか伝えたかったのに、悔しさと悲しさ。無力さを味わわされたわたしは、
「さようなら! またね!」
…としか言えなかった。

『ガー』
車の後部座席の窓が半分ほど開き、そこから女の子の顔が覗く。
「またいつか会おうね! バイバイ…!」
声を振り絞って言う女の子。
そのまま車は見えなくなっていった。

…清海音芽…か。…綺麗な名前。
…また会えたらいいな…。

…音ちゃん。なんて、聞き覚えのある名前で呼んでみる。なんだか親しみを感じられる。…あの子、ずっと病院に居るのかな。病院を抜け出したくなるくらい長い時間を病院で過ごしているの? 外出許可がもらえないって、いつまで? ずっと? 永遠に? あんな風に音ちゃんの感情を無視して病院で一生を過ごすの? 過ごさせるの? …そんなのだめだよ。
…早くあの子が元気になって、誰の許可もとらずに外に行けるようになれますように。

そう願わずにはいられなかった。

「露希ちゃ~ん!」
芹佳の声だ。あれ? そう言えばさっきまで見てなかったな。
「芹佳、今までどこ行ってたの?」
わたしの質問に芹佳は、やだな~と笑ってこう言った。
「わたしが(走るのが)遅いのは、露希ちゃんもよく知ってるでしょ? 何年心友やってると思ってんの? …あ、そだ。露希ちゃん、今日ちょっとうちに寄ってってよ。渡したいものがあるんだ♪」
渡したいもの? ふぅん。誕生日はもう少し先なんだけどな…。

「あっ! 露希ちゃんだ~! やっほ~!!!」
「お~、芹乃! 久しぶり~」
芹佳の妹・芹乃。今年小学校に入学したばかり。芹佳とは3歳違いなんだよね。
「露希ちゃん、お待たせ~。はい、これ」
渡されたのは、真っ白い紙袋。[ルーチェ]って書いてある。ルーチェってたしか有名な宝石店だったよね。けど芹佳がわたしに宝石? いや、有り得ない。まだ宝石になんて興味ないですよぉ~。
…ほんとにこれ、いったいなんなんだろ?
「…なに? これ」
わたしが聞くと、芹佳は紙袋をガサガサさせ、中身を取り出した。手には、大きな正方形型の箱。
「びっくりした? ルーチェは全然関係ないんだけど、これ、フルーツゼリーの詰め合わせなんだ。毎年パパの部下か上司かが送ってくれるものでね。内容が毎年変わって面白いの! たしか去年はいろんなクッキーの詰め合わせで、一昨年は上等なお茶だったんだよ~。凄く美味しかった! あ、たまに露希ちゃんも来て一緒に飲んでたよね。で、その前の年は…」
「芹佳! も、もういいよ!」
慌てて芹佳を止める。このままじゃ、上條家がもらった詰め合わせの歴史が語られ続ける~(汗)。わたしはそこまで詳しくなる必要ないからね…。
「そお? じゃ、そろそろこの辺で。上條家ってみんなゼリー苦手だから、露希ちゃんがもらってって? 露希ちゃん、ゼリー好きでしょ? 苺とかぶどうの粒(?)もゼリーの中に入ってるんだってよ。有名店の限定品らしいけど、なにもゼリーじゃなくてもねー。いや~、それにしても露希ちゃんがもらってくれて助かったよ。高級らしいから捨てるのも悪いし、それにちょっともったいないから…。賞味期限短めだから早めに食べてね! あ、でもわたしが露希ちゃんの家に遊びに行った時にゼリーを出すのはカンベンだよ」
そう言いながら、芹佳はルーチェの紙袋をわたしに預けた。
                                                 つづく




by wck-news | 2011-04-24 00:00 | 知花さんの小説『想い出』
上村知花さんの小説連載のご挨拶      井上摩耶子 

 ウィメンズカウンセリング京都のニュース紙上で、2月から上村知花さんの小説やエッセイを連載すると予告しておきながら、お約束を果たさないままに、すでに4月が終わらんとしています。待っていてくださったであろう読者の皆さんと知花さんにお詫びします。やっと準備が整いましたので、連載をはじめたいと思います。小説のタイトルは『想い出』、エッセイのタイトルは『心の音』です。
 WCKニュースを読んでいらっしゃらない方のために、簡単に上村知花さんについて紹介をしたいと思います。知花さんは、この4月に高校2年生になりました。彼女と私は、彼女が中3のときに出会いました。知花さんは、DV家庭で育ち、お父さんから離れて、京都に住むようになったのです。そして、私たち2人は、彼女のトラウマ体験からの心理的回復を目指してカウンセリングという共同作業をはじめました。
 その途上で、知花さんがずっと前からケイタイ小説を書いていたことを知りました。無類の小説好きの私は、当然のように読ませてもらいました。そして、「死ぬことばかり考えていた」という彼女が、心に抱いていた想いにたいへん感動しました。若さと、悲しみと、希望、このはるかなる想いをみなさんと共有したいと思います。ぜひ読んでみてください。上村知花は、彼女のペンネームです。本篇は、彼女が中学2年の頃に書きはじめられたものです。
 登場人物も中学生です。 はじめに登場人物を紹介しておきましょう。みんなすてきな名前なので…。白状すると、私が何度も呼び間違って、何度も知花さんに「違うよ!」って言われたのです。推理小説だと、扉のところに、人物紹介がありますね。そのノリです。

尚咲 露希(たかざき つゆき)
 主人公。中学1年生。引っ込み思案だった露希だったが、清海音芽に諭され(?)、生まれ
 変わる。一人っ子。
上條 芹佳(かみじょう せりか)
 中学1年生。元は普通の子だったが、だんだん露希の影響を受けてきた(?)妹がいる。
清海 音芽(きようみ おとめ)
 露希の救世主または天使。だが、彼女にも悩みがある…?
飛来 都絆菜(ひらい つばさ)
 小学3年生。活発だけど、なかなか心を開かない。
都築 結理恵(つづき ゆりえ)小学3年生。
 難しい性格の都絆菜とずっと一緒にいる。都絆菜も結理恵のことは信頼している。
杜若 知依子(かきつばた ちいこ)
 都絆菜達と同い年の友達。
田沼 希美花(たぬま きみか)
 年齢不詳。但し20代。『失われた記憶』の田沼さん(看護婦)の一人娘。患者達の人気者。
 しっかりしているようだけど、実はちょっぴり天然入ってる?


それでは、小説『想い出』の本篇へどうぞ!  ⇒⇒⇒ 『想い出(1)』 
  続きは順にUPいたしますので、お楽しみに!
  まとめて読まれる方は右側のカテゴリ欄<知花さんの小説『想い出』>をクリックして下さい。
  ブログの特性上、新しい投稿は上にきますので、さかのぼってくださいね。





by wck-news | 2011-04-23 00:00 | 知花さんの小説『想い出』
スタッフオススメ本です!
「毎月」という当初のもくろみが崩れつつありますが、お許し下さいね。

日本奥地紀行 (平凡社ライブラリー)

イザベラ バード / 平凡社


明治初期、イギリス人女性が通訳ひとりを付けて江戸から日光をぬけて新潟、秋田、青森、北海道へと一人旅をしています。
イザベラさんのまなざしが率直なのがいいです。当時の人々の様子がよくわかります。
彼女が困ったことは行く先々で好奇の目で見られ大勢の人に取り囲まれたことと、
宿屋がどんなに高級でも蚤、シラミだらけということでした。
蚤、シラミは時代劇には描かれていないよお!!害虫駆除は近代化と共に進んできたけど、薬害も連れてきたんですね。


ガール

奥田 英朗 / 講談社

ガール (講談社文庫)

奥田 英朗 / 講談社


働く30代の女性を主人公にした短編集。主人公は仕事ができて、自己主張もできて・・・というかっこいい女性ばかり。かっこよすぎて私とは違う世界の女性たちとも思うけれど、それでもこの本が好きなのは、読み終わるとすっきりするからだと思う。働く女性が職場で遭遇するもやもやする出来事に対して主人公が悩み、怒り、壁にぶつかりながらも、乗り越えていく姿が本当にかっこいい。共感して、泣いてしまう。「ヒロくん」という作品が一番のお気に入りです。


すーちゃん (幻冬舎文庫 ま 10-2)

益田 ミリ / 幻冬舎

結婚しなくていいですか。―すーちゃんの明日 (幻冬舎文庫)

益田 ミリ / 幻冬舎


ゆる~い絵柄のマンガだけど、深いいマンガです。なにげないセリフにぐっときます。



ひそやかな花園

角田 光代 / 毎日新聞社


幼いころ、毎年訪れていたサマーキャンプのきらめく思い出。
ともに過ごした7人の子どもたち。
でも、キャンプは突然中止され、親たちは語ってくれない。
あれは、いったい何だったのか・・・最初は謎解き。
やがて、現代の「家族」について考えさせられる展開に。
毎日新聞日曜版の連載小説で、毎回楽しみに読んでいました。
ただし、ある立場の人にとっては重たいテーマかもしれません。
by wck-news | 2011-04-15 00:00 | 本・映画・DVD

2011年春の講座

5月、6月スタートの定期講座のご案内です。お申し込み、お待ちしています。

★自分を好きになる講座★
 子ども時代と自己尊重

自分を大切に思う気持ち―自己尊重感(self-esteem)―は、わたしたちが自分らしく人とかかわるとき、社会に働きかけるとき、そして人生で何度も起こるピンチを乗り切るときに力をくれるものです。
子どもの頃、まわりの大人はあなたにどう接していましたか?あなたが自分の気持ちに気づいて、適切に表現する方法を教えてくれる人はいたでしょうか?身近な大人同士の関係からあなたは何を学んできたのでしょうか?
いずれにしろ、あなたには生き延びるパワーがあったのです。
わたしたちが自分のかけがえのなさを感じとり、自分以外の人とのつながりを育てていく、生きているあいだずっと続くプロセスの入り口、「子ども時代」について語りあいましょう。

■ 日 時 : 5月19日(木) 開講  全5回(5/19~6/16) 
         毎週木曜日 PM 7:00~9:00
■ 参加費: 10,500円(消費税込・全5回分)
■ 定 員 : 8名(最低成立人数5名) 女性のみ



★自己主張トレーニング★
アサーティブネス・スキルを身につける
  
  恐れず表現してみよう!

自己主張(アサーティブネス)は、消極的にも攻撃的にもならずに、率直に自分を表現し、相手と向き合うコミュニケーションのスタイルです。
相手の依頼を断りたい、批判に反論できなかった、対立したときはどうすればいいの、怒っている気持ちをうまく伝えたいなどなど…ひとりひとりが練習したい場面を、トレーナーとのロールプレイで再現し、相手に言いたいこと(伝えたいこと)を繰り返し練習します。
グループメンバーのサポートのなかで、気持ちを確認しながら、言葉にしていくプロセスを体験してください。
恐れることなく自分を表現してみましょう。

■ 日 時 : 6月21日(火)開講  全5回(6/21~7/19)
         毎週火曜日 AM 10:30~12:30
■ 参加費: 10,500円(消費税込・全5回分)
■ 定 員 : 8名(最低成立人数5名) 女性のみ

※参加費は当日受付にてお支払下さい。
 なお、一旦入金された料金は返金いたしませんのでご了承ください。

お問い合わせ、お申し込みは、ウィメンズカウンセリング京都
京都市上京区衣棚通下立売下ル東立売町203大京ビル2F
★地下鉄丸太町駅 ②出口より徒歩5分★
TEL:075-222-2133  FAX:075-222-1822
E-mail:info@w-c-k.org  HP:http://www.w-c-k.org/

受付時間:10時~17時(日祝除く) 
カウンセリングは10時~21時(日祝休み)50分5250円(税込)

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※以下の広告は自動機能によるものであり、ウィメンズカウンセリング京都とは無関係です。ご注意下さい。
by wck-news | 2011-04-04 00:00 | お知らせ(講座情報など)
WCK代表の井上摩耶子が、WAN(ウィメンズアクションネットワーク)のよみもののページに
投稿いたしました。

⇒⇒⇒★☆★こちらからWANのページに飛びます!★☆★

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by wck-news | 2011-04-03 00:00 | お知らせ(講座情報など)

フェミニズムの視点にたった女性のためのカウンセリングルーム、ウィメンズカウンセリング京都のスタッフブログです。最新の講座情報やスタッフの雑感などをお届けしています!


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