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秋の講座のご案内です。お申込み、お待ちしています!
      “わたし”とつきあう、人とかかわる技術(スキル)
         
          "怒り" とつきあう

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あなたは、どんな時に怒りを感じますか?
誰かから一方的に決めつけられたり、非難されたとき、
自分の意見を無視されたり、したくないことを強制されたとき…
そんなときに怒りを感じるのは自然なこと…そんなふうに思えていますか? 
怒った後でいつも後悔していませんか?
怒りは、私たちにとって、とてもやっかいな、扱いにくい感情です。
そもそも怒りってどんな感情?怒ったとき、どうすればいいのか?
誰かの怒りにどう対処したらいいの?etc.
―グループメンバーと語り合いながら、怒りとのつきあい方を見つけましょう!

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日時 :2011年11月29日・12月6日・13日
   いずれも火曜日午前10:30~12:30
会場 : ウィメンズカウンセリング京都
受講料:6,300円(全3回)
定員 :8名(最低成立人数5名)
※電話、FAX、メールでお申し込みください。
※受講料は、当日受付にてお支払い下さい。
  なお、一旦入金された料金は返金致しません。
  ご了承ください。

◆お問い合わせ・お申し込み◆
ウィメンズカウンセリング京都
京都市上京区衣棚通下立売下ル東立売町203大京ビル2F
TEL:075-222-2133   FAX:075-222-1822
電話受付時間 10時~17時(日祝除く)   
カウンセリングは10時~21時(日祝休み)1時間5250円
E-mail:info@w-c-k.org  
HP:http://www.w-c-k.org/



by wck-news | 2011-11-29 00:00 | お知らせ(講座情報など)
2011年秋の講座「自己主張トレーニング」(10月14日~11月11日)に参加された皆さまのご感想をご紹介します。

★友人に相談したことがあっても自分の思いの深い所を口に出してもいい、共有できるという安心感。それは、グル―プトレーニングの醍醐味だと思います。自分が持っていた「モヤモヤ」した気持ちを明確にして「何を伝えたいか」ということに気持ちを持っていくことが出来る?出来そうな予感がします。
「ホンネ」「感情」を出すということが自分の中で獲得出来たことです。
講座の回数を10回にして、2巡くらいしてロールプレイをして1回目のロールプレイと2回目のロールプレイの自分の変化、他の参加者のメンバー変化を知れたと思います。

★メンバーが見ている目の前でロールプレイをすることはとても気恥しく、勇気の必要なことでした。他のメンバーの方々がみなさん真剣に取り組んでいる姿をみせていただいて、大変勉強になり、感謝しています。今回の講座では、自分自身が周りの目を気にして結構自己規制をかけていることが分かりました。「自分の気持ちを言葉にして伝えて良いんだよ。」というメッセージをいただき、自分の気持ちを表すということを恥ずかしがらずに、当たり前のこととしてできるようになりたいと思いました。なかなか現実の社会で実現するのは難しいと思いますが、少しでもこの気づきを活かしていきたいです。

★トレーニングということで、ものすごくエネルギーを使う時間だったと思います。
その分得たものはとても多かったです。
心の基本的権利を知ってから、言っても良いし、言わなくても良いと思うことで楽になることが多くなりました。トレーニングで得たことも、使える時に使おうと思えるというか、使えなくても自分を責めずに済むというか・・・。ありがとうございました。

★実践ロールプレイをしていただいて、皆さんの客観的視点からの助言によりうまく相手に伝える方法がわかり、とてもスッキリしました。はじめはなかなか他の人のロールプレイを見てもそこから得るものは何かと手探り状態だったけど、他の人の状況や考え方などを知り、再度自分のことについて考えるよいきっかけになったと思う。学んだことから実行することはなかなか正直難しいかもしれないが、まずは自分の気持ちをしっかり見つめ、気持ちをまとめ、相手や環境によって伝え方、量、内容を変えて表現、自己主張できるようにしたいと思います。ありがとうございました。

★自己主張トレーニングに参加し、他者のロールプレイやフィードバックを聞くことで、普段自分が感じる“自己主張をするプレッシャー”を客観的にみることができたように感じました。自分が自己主張する場面だと、「こんな事を言ってはいけない」という禁止令が強いけれど、他者のロールプレイをみることで、自分の心で自分に出している禁止令は、現実的に、禁止する必要がない場合が多いのではないかと気付くことができました。

★ロールプレイの前にたっぷり時間をとって丁寧に話しを聴いてもらったことにより、心の整理が出来、自分の気持ちに気づくことができたのがとても良かったです。ひとりでは解決が難しそうな場面でもメンバーからいろいろなアドバイスをもらうなど場の力を借りることで解決の糸口が見えてきたと思いました。共有し話し合うことで生まれる「力」を感じました。ありがとうございました。また機会があれば参加したいと思いました。


次回の自己主張トレーニングは1月31日スタートです!
ご案内はこちらです。お申込み、お待ちしています。


以下に広告が出ることがありますが、 ブログの自動機能によるものであり、ウィメンズカウンセリング京都とは無関係です。ご注意ください。



by WCK-News | 2011-11-28 00:00 | 講座受講者の声
☆初めての方は、こちらもあわせてお読みくださいね。
⇒⇒⇒「上村知花さんの小説連載のご挨拶(井上摩耶子)」
⇒⇒⇒「上村知花さんのエッセイ連載のご挨拶(井上摩耶子)」

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「あ、芹佳ー。遅かったじゃん、なにしてたの?」
「あ、思ったより買い物に時間がかかって。あの、それより都絆菜ちゃんのことだけど…」
「え?  都絆菜がなにかしたの?  ごめん!  わたしから叱っとくから許してやって」
露希ちゃんはそう言ってわたしに手を合わせた。
「許すもなにも…都絆菜ちゃんは露希ちゃんに叱られるようなことなにもしてないよ。ただ、ちょっと聞きたいことがあるの」
「聞きたいこと?」
小首を傾げ露希ちゃんはわたしを見た。
「…都絆菜ちゃんていい子だよねー。子供らしくないけど、凄く友達想いで」
「でしょ~?  都絆菜って、気は強いけど実はいいヤツなのよー」
そうやって露希ちゃんは屈託のない笑顔を見せた。
「さっき買い物に行った時都絆菜ちゃんに会ったんだ。…そこで全部聞いちゃった。ねぇ、露希ちゃん。わたしは都絆菜ちゃんの提案、いいと思うんだけど、どうして反対しているの? あと、チーコちゃんって誰…?」
「チーコってのは結理恵と都絆菜の友達で小三。二人と同じ入院仲間で…あ、ちなみに本名は杜若知依子ね。…そりゃわたしだって都絆菜の提案には大賛成だった。もちろん今も変わってないよ。…だけど、それはできないんだよ…」
「どうして…?」
わたしは露希ちゃんの表情が曇っていたのを知りながらそれを問い質さずにはにはいられなかった。
「毎月誕生会は十五日にするの。一日と三十日の間ってことで。もちろん今月もね。…小三軍団はあの三人しかいなくて遊ぶ時はいつも三人きりだった。まぁお陰で絆は大分深まってるけどさ。…でも今月の十四日にチーコは退院しちゃうから、ちょうど誕生会には参加できないの…」
『バサッ!』 紙が床に落ちる音がした。
「え? なんの音?」
「分かんない。さっきの音、ドアの向こうからしたよね…ドア開けるよ?」
『ガラガラ…』
静かにドアを開けそこに立っている人物を見た時、わたし達は思わず息を飲んだ。
「結理恵…!」
「結理恵ちゃん…!?」
同時に叫ぶわたしと露希ちゃん。なんとそこにいたのは結理恵ちゃんだった。
「…ちーちゃんいなくなっちゃうの…?」
わたしは慌てて床に散らばった紙(プリント)を拾う。そして露希ちゃんは慌てて弁解する。
「ゆ、結理恵…今の話はなんでもないから黙っといて? ね?」
「都絆菜ちゃんに知らせなきゃ…!」
幼い我が子を諭すような形で説得を試みるも失敗。露希ちゃんの言葉にも耳を貸さない結理恵ちゃん。
「結理恵ちゃんっ! ちょっと待って!」
わたしは急いで結理恵ちゃんの先回りをして病室の扉を閉める。
「どうして? どうしてだめなの? どうして都絆菜ちゃんに教えちゃいけないの? わたし達、ずっと一緒だよって約束したんだよ? ちーちゃんがいなくなっちゃうの嫌だもん。都絆菜ちゃんにも教えて二人で止めるの…!」
この騒ぎを聞き付け登場したのは希美花ちゃん。なぜか片手に紙袋を持っている。
「どうしたの!?  結理恵ちゃん、落ち着いて。話は露希ちゃんから聞くから、結理恵ちゃんは部屋に戻りなさい。後でじっくり分かりやすく説明するから。この騒ぎのことは都絆菜ちゃんや知依子ちゃんには言っちゃだめよ。言ったら二人共結理恵ちゃんのこと心配しちゃうから。ここにいる子達はみんな身体のどこかに悪いところがあるの。それは結理恵ちゃんもよく知ってるでしょう? だから余計な心配させないようにしてあげて。辛いだろうけど、このことはひとまず結理恵ちゃんの胸にしまっておいて」
希美花ちゃんの必死の説得に結理恵ちゃんも納得したようだ。素直に頷いて病室へと戻っていった。
「た…助かったぁ。ありがと、希美花ちゃん」
「じゃ、なにがあったのか一連を話してもらいましょうかね。嘘はだめよ。正直にすべてを話すこと。大丈夫。私はあなた達の味方だから。ね」
そう言い希美花ちゃんは院内全体を穏やかに包むように微笑んだ。

続きはこちら!
by WCK-News | 2011-11-19 00:00 | 知花さんの小説『想い出』

スタッフオススメ本

音もなく少女は (文春文庫)

ボストン テラン / 文藝春秋


ボストン・テラン著『音もなく少女は』田口俊樹訳、文春文庫、2010年
生涯にそう出会えるとは思えない本だ。ミステリーの域をはるかに越えているが、そこに分類されているのがミステリーファンとしてはこたえられない。原著タイトルは『ウーマン』。虐待を受けた3世代にわたる女性のシスターフッド物語。こらえても溢れる涙と共感! 作者が男性なのも衝撃である。


神は銃弾 (文春文庫)

ボストン テラン / 文藝春秋


ボストン・テラン著『神は銃弾』田口俊樹訳、文春文庫、2001年
こっちが処女作。カルト教団、麻薬・銃器密売、殺人、拉致、虐待、レイプ、そして神。カルト教団から脱出し、麻薬依存症、性暴力からのサバイバー、ケイス・ハーディンは、 「神は白人で、男なんだよ。あたしの意見を言えば、それこそ、そもそもの罪だ」と。そして、彼女は「銃弾こそが神だ」と言う。フェミニストカウンセラーとしても、ケイスの存在に深い救いを感じる。


セクハラの誕生: 日本上陸から現在まで

原山 擁平 / 東京書籍


原山擁平著『セクハラの誕生――日本上陸から現在まで』東京書籍、2011年
1986年に起きた「西船橋駅ホーム転落事件」、1987年の「福岡セクハラ裁判」を中心に、日本でのセクハラの歴史を、なかなか面白い手法でひも解いている。2つの事件に関わったサバイバー、弁護士、サポーター、学者、評論家たちのパーソナルヒストリーを織り交ぜながら、その時代的背景(流行っていた大衆文化にも言及)のなかで「セクハラ」を論じているが、「現在」までは論じきれていないようだ。読後、フェミニストカウンセリングと、裁判でのフェミニストカウンセラーによるアドヴォケイトの必要性を痛感した。





by WCK-News | 2011-11-18 00:00 | 本・映画・DVD

ニュースレター第60号

お知らせするのが遅くなってしまいましたが、
WCKニュース第60号を発行しました!
内容紹介です。

☆ CONTENTS ☆
■ 巻頭エッセイ:スタッフ
■ 寄稿:人との距離のはかり方 /NPO法人アウンジャ 安本理子
■ 特集:“怒り”は大切な私の感情~抑圧した感情を取り戻す/小松明子
■ 報告:WCK公開講座「LGBTの人たちの望むサポートとは」/さかたゆきこ
■ 連載:“ポスト”フェミニスズム理論の迷宮を歩く(29)
        「レズビアンの不可視化」をめぐって   /大槻有紀子
■ 東日本大震災の被災女性支援報告      /井上摩耶子
■ インフォメーション:
  ・講座案内
  ・WCK NOW(DVサバイバーのサポートグループ em )


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by WCK-News | 2011-11-01 00:00 | ニュースレター
LGBTの人たちの望むサポートとは-当事者と家族から学ぶ
(2011年9月11日実施)

WCK公開講座「LGBTの人たちの望むサポートとは?―当事者と家族から学ぶー」を、9月11日、ウィングス京都で開催した。シンポジストは、QWRC(くぉーく:多様な性を生きる人々のリソースセンター)スタッフの桂木祥子さん、NPO法人LGBTの家族と友人をつなぐ会東京理事の小林りょう子さん、コーディネーターはWCKスタッフの大槻有紀子である。
 LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)は「性的マイノリティ」の人々を総称的に表す用語として広まりつつあるが、セクシュアリティの多様性が受け入れられているわけではない。その「性的マイノリティ」への差別の問題は「女性」に対する差別の問題とも地続きであるという現状認識のもと、本講座は、フェミニストカウンセリングはLGBTの人たちとどうかかわることができるのかという課題に対して、まずは当事者と家族のお話を聞くことから始めたいと開催したものである。

 小林さんは、生まれたときは女の子とされたけれど「本来の自分に戻るために」男性適合手術を受けた子どもさんとのことを率直に話してくださった。自分が生きやすいように生きると覚悟を決めて努力している子どもを適合治療の副作用を心配しながらも受け入れるしかないと決めた親の覚悟の潔さに、私自身の親としての覚悟が問われた気がした。「LGBTの家族と友人をつなぐ会」で親へどうカミングアウトすべきかという相談を受けたときには、「これまでの親子関係次第だから、必ずカミングアウトしなければならないと思い詰めることはない」とアドバイスするという話も納得できた。
 一方で、ジェンダー規範にしたがう子どもさんのことをフェミニストカウンセリングの立場からは少し気になるという話もあって、その気持ちにも共感できた気がした。

 桂木さんは、性を考える指標として、身体の性(sex)、性自認(gender identity)、性的役割(gender role)、性的指向(sexual orientation)の4つをあげ、正しいセクシュアリティがあるわけでなくひとりひとりの性別のあり方は違うということを説明された。
また、「今日からできること」として、①自分自身のセクシュアリティを考えること、②ホモネタで笑わないこと、③それは、本当に性別が必要なことか検討すること、をあげられた。この3つはわかりやすく簡単そうに思えることでありながら、実行するには考える必要がある奥深い意味をもつ行動提起だと思った。そして、QWRCが作成されたDVD「LGBTインタビュー」を見せてもらったが、登場する人たちが魅力的で、インタビューは楽しくて面白かった。高校生向け人権講座セクシュアルマイノリティ入門の教材とのことで、素晴らしい教材だと思った。

 大槻は、本講座の冒頭に、フェミニストカウンセリングを女性が性差別のない社会を目指す立場で女性のために行うカウンセリングと定義したとき、もはや自明ではなくなった「女性」とは誰のことかが問われると指摘した。性別二元論とジェンダー規範・異性愛規範が強制されている社会に生きているからこそ、その規範との葛藤から生きづらさを感じてしまう人たちとともに闘うフェミニストカウンセリングの行く末は、ともに闘う人の多様性によって果てしない可能性を秘めている。そんな地点に私たちが立っていることを再確認できた講座になった。

シンポジストの桂木さん、小林さん、参加してくださった皆さんのおかげである。「本当にありがとう」と「これからもよろしく」という気持ちで一杯だ。皆さん、また、会いましょう!
(さかた ゆきこ ・WCKニュース第60号より転載)
by WCK-News | 2011-11-01 00:00 | WCK公開講座報告

フェミニズムの視点にたった女性のためのカウンセリングルーム、ウィメンズカウンセリング京都のスタッフブログです。最新の講座情報やスタッフの雑感などをお届けしています!


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