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1月のオススメ本

1月ももうあと1週間ですが・・・。
スタッフオススメ本コーナーです。

その後の不自由―「嵐」のあとを生きる人たち (シリーズケアをひらく)

上岡 陽江 / 医学書院


当事者研究は、カウンセラーやアドヴォケイターなど支援する側も必要なことだと思った。



仲蔵狂乱 (講談社文庫)

松井 今朝子 / 講談社


歌舞伎の歴史がわかる一冊。役者世界で性暴力が支配の手段であったこともよくわかる。



満月をきれいと僕は言えるぞ

宮田 俊也 ・山元加津子/ 三五館


著者は二人とも特別支援学校の教諭である。山元さん(かっこちゃん)は2009年2月に脳幹出血で倒れた宮田さん(宮ぷー)を宮ぷーの妹とともに支えている。宮ぷーはロックト・イン・シンドロームの状態(思いをしっかりと持っていながら、体のどこも動かないために、自分の思いを伝達する方法がなく、心が閉じ込められた状態)だったが、ゆっくりながら奇跡的な回復を続け、動き出した頭や指の動きを意思伝達装置につなげ、言葉を紡ぎだすようになった。宮ぷーは意思伝達装置レッツ・チャットでこう言った。「このほんでだれもがいいたいことがあるとわかってください」と。かっこちゃんは言う。「(意思伝達の方法や意思伝達装置の存在を)ただ、知らないというそれだけのために、たったそれだけの理由のために、何年も何十年もの長い間、心を閉じ込めて、目の前の人に大好きと言えない。ありがとうと言えない。さびしかったと言えない。心が通わせられない。そんなことがあっていいはずはないのです。」と。この物語は宮ぷーや仲間がヘッドライトの光となって、すべての人が気持ちを伝えられるように暗闇の中を照らしながら突き進む物語である。
by wck-news | 2011-01-25 00:00 | 本・映画・DVD

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