人気ブログランキング |

ウィメンズカウンセリング京都          ☆スタッフblog

wcknews.exblog.jp
ブログトップ

2013年 07月 31日 ( 1 )

4/14 WCK公開講座
セクハラ労災を知っていますか?

春の公開講座は「セクハラ労災」をテーマに4月14日、ウィングス京都で開催した。講座はまず周藤由美子が「セクハラ労災のこれまで」を説明し、次に用意した「21の質問」に社会保険労務士の原多恵子さんから答えていただく形式で「セクハラ労災の実際」を学んだ。遠隔地から来られた方もいて50人の参加者は、熱心に講師の話に聞き入った。
周藤は、「被害当事者が支援者とつながり、あきらめないで勝ち取ってきたのがセクハラ労災の流れであると思う」と話し、セクハラ労災が実に多くの女性たちが努力して社会や政府に訴え、できあがったものであることを伝えた。原さんは、「セクハラへの社会の印象は軽く思われがちだが実態はそうではない。犯罪が起きていたり、体調が悪化したり、退職に追い込まれたりしている。決して軽いものではない。また特別な人に起こることではない。労働権、生活権、生存権を脅かす問題である」と述べ「21の質問」に答えていった。
「21の質問」は「1.労災保険制度について 2.労災の相談・申請手続きについて 3.認定基準について、その他」のジャンルに分けられている。原さんから冒頭、労災保険法は労働基準法(第8章75条~84条)に基づき事業主の災害補償責任が確実に果たされるように作られたもの・あらかじめ国が運営する保険に事業主を加入させ、被災した労働者あるいは遺族に対して国が直接保険給付する制度であること・事業主の災害補償責任を肩代わりする保険なので、それが保険給付の財源になること・保険料は事業主が負担すること・事業主が労災保険に入っていなくても労災保険は支給されること等の説明を受けた。そして、給付の内容、認定されてからいつまで支給されるか、時効があるか、傷病手当・障害年金などと労災保険給付の関係、民事訴訟で慰謝料を受け取った場合にはどうなるか等、細やかな質問に答えていただいた。
ちょっと驚いたのは、労災保険上の治癒とは「症状固定」を指すとの説明だった。アドヴォケイトしていく際、労基署と言葉の定義が異なっていることを踏まえ行う必要があると思った。即戦力の知識を楽しく学べた公開講座であった。                    
 (福岡ともみ WCKニュース第66号より転載)
by WCK-News | 2013-07-31 00:00 | WCK公開講座報告

フェミニズムの視点にたった女性のためのカウンセリングルーム、ウィメンズカウンセリング京都のスタッフブログです。最新の講座情報やスタッフの雑感などをお届けしています!


by WCK-News