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カテゴリ:知花さんのエッセイ『心の音』( 14 )

☆初めての方は、こちらもあわせてお読みくださいね。
⇒⇒⇒「上村知花さんの小説連載のご挨拶(井上摩耶子)」
⇒⇒⇒「上村知花さんのエッセイ連載のご挨拶(井上摩耶子)」



後悔しない生き方

進んで人間を嫌っているわけじゃありません。できれば嫌いたくない。わたし一人怖がっているっていうのも分かってる。
それを相手に感じさせたくない。相手に比はないのに、わたしが悪いのに、傷付けることないでしょ?
好くことは難しい。嫌いになりたくないけど、良いところ見つけようとするけど、なにもかもが嘘に思えて。

…偽善者。

そんな気がないことは見ていたら分かるけど、心のどこかで疑ってる。疑おうとしてる。…信じないぞ って。一度絶望に堕ちたら、再起不能なのかな…。

もう失望させないで下さい。中学生のわたし。学校という小さな覆われた社会の中、わたしの居場所はそこにしかありません。わたしにとっては出会う一人一人が人間で、一人一人が『わたし』です。
もう嫌ったり避けたりしたくないんです。『わたし』に『わたし』を嫌わせないで下さい。悪口言う人にはなりたくありません。わたしは悪口言いません。聞いたりするのも嫌なんです。神様目指してるわけじゃありません。ただ、自分を恥じるようなことだけはしたくないんです。年をとって、死を間近に感じる時…。
あの日の自分を思い出して、後悔していたくないんです。70年前の自分に怒っても遅いんです。
過ぎた日は、戻らないから。
未来のわたしに申し訳ないと思うようなこと、したくない。大人になってまで自分自身を責めてたくない。

だから…

もう誰かに傷を作るのは、やめたいです。

命令だから仕方なかった。

そんな理由で終わらせたくないんです。

そんな言い訳じみた言い方、したくないんです。

今日、わたしは最大限の勇気を振り絞って言ってみます。

心を壊すことから、傷付けることから、逃れてみせます。

代わりにわたしが傷付くことになるとしても…。

自らの手で他の誰かを傷付けるよりは100倍いいと思うから。

自分が正しいと思った生き方、してみます。
自分を肯定できるような人になります。

どんな結果になろうと、自分が決めたことだから。

後悔なんかしません。むしろこれまでがしていたくらいです。

これから、後悔とは無縁の人生を送ります。

頑張れ、わたし!!


THE END.



by wck-news | 2011-05-25 00:00 | 知花さんのエッセイ『心の音』
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⇒⇒⇒「上村知花さんの小説連載のご挨拶(井上摩耶子)」
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明日への扉

幸せそうな人を見て、微笑ましく思えるのは、今の自分に余裕があるから。幸せを感じられているから。

幸せそうな人を見て、憎らしいと、壊してしまいたいと思えるのは、今の自分が足りないと分かっているから。焦っているから。

気持ちばかり急(せ)いていいことありますか? 周りばかり気にするより、今のあなたにできることをしていく方がよくないですか?

積み上げて、積み重ねて。それがいずれあなたを形作(かたちづく)っていくものだから。

笑顔でいる人を見て、切なくなるのは自分も笑顔を求めているから。幸せを請うているから。

笑顔でいる人を見て、なにも感じないのは心を忘れてしまったから。なにもかも、過去のすべてを忘れて生ける屍(しかばね)になってしまったから。

…わたし…早く戻りたい…。

誰も君のそんな顔望んでない。そんな顔強要したりしない。誰だって幸せでいたいから。

もう充分でしょ? 苦しんだでしょ? 素直に笑顔、つくっていいよ。あの日のように笑って下さい。

拒んだって構わない。君を否定したりなんかしないから。君の不安は拭うから。拒否は悪いことじゃない。君にできないこと、私がフォローするよ。一緒にやり遂げていこう。できないことなんかない。2人なら、なんでも叶えられるよ。私がそばにいるよ。君の笑顔を待ってるよ。君の幸せ、誰より願ってるよー…。

笑顔と涙は紙一重。涙の数だけ笑顔があって、泣いた分だけ幸せがある。君の人生は君のもの。たとえ身内であったとしても、君を邪魔することなんてできない。そんな権利はない。君が自分で切り開くしかないんだ…明日への扉を。

でも、これだけは言える。君の頑張りは、決して無駄ではないよ。たとえ誰も見ていなかったとしても、いつか必ずその意味が分かる日が来るから。諦めないで、生きていこう。未来は、君の為にある。

命は大切なもの。当たり前のことで、定義でもある。君の幸せと引き換えに、様々な苦労があったとしても…。

どうか自分を殺さないで。世界には、そんなことすら許されない人達がいる。比べたところでどうこうなるわけじゃないけど、そのことを心に止めて。死を選ぶ。それだけはしないで。君の笑顔を願っている人がいるはずだから。今この瞬間にも、きっと。

…君はきっと幸せだよ。いつも近くにいてくれる人がいるでしょ? …気付かないだけだよ。…だから、わたしも…。…きっと幸せ。…そのはずだよね。気付いてないだけ…なんだよね。…幸せってなんだっけ。

解決したはずの問題。考えれば考えるほど突き落とされる闇。地獄のような時間。
それがまた、あの日のようにわたしの頭を支配し始めたのを感じた。

THE END.




by wck-news | 2011-05-01 00:00 | 知花さんのエッセイ『心の音』
上村知花さんのエッセイ連載のご挨拶     井上摩耶子

 知花さんの小説『想い出』の連載をすでにはじめていますが、エッセイ『心の音』の連載をはじめます。去年12月、知花さんは「今年いちばんやったーと思えたことは、小説を沢山書いたこと」と言った。小説を書く合間に、ここに連載する7編のエッセイが完成しました。知花さんによれば、小説がスランプで書けないときに、エッセイを書きはじめたとのことでした。ある日、「この頃、社会的なテーマを訴える『心の声』が多くなってるな。声に出して言えないことを書いている」と話してくれた。カウンセラーとしては、「うん、うん。いいですねえ…」とうなずくところである。
 総タイトルが『心の音』で、「虹」「明日への扉」「後悔しない生き方」「悲哀」「人形」「悲愴」「藍色の瞳」と続きます。どうぞ、お楽しみください。

⇒⇒⇒エッセイ「虹」へ 
続きは順にUPいたします。
まとめて読まれる方は右側のカテゴリ欄<知花さんのエッセイ『心の音』>をクリックして下さいね。
 


by wck-news | 2011-04-30 00:00 | 知花さんのエッセイ『心の音』
☆初めての方は、こちらもあわせてお読みくださいね。
⇒⇒⇒「上村知花さんの小説連載のご挨拶(井上摩耶子)」
⇒⇒⇒「上村知花さんのエッセイ連載のご挨拶(井上摩耶子)」



落ち込んで元気が出ない時はどうしたらいい? 『元気出して』なんて励ましの言葉は、余計に辛くて…。このまま未来がないようにさえ思える。

嵐のような雨が君の肩を濡らすなら、私が虹になって君の笑顔を誘うよ。雨はいつかやむ。そうしたらまたお日様が輝くから。空を見上げれば明るいから。だから泣かないでよ。君の涙は誰よりも傷いよ。苦しいよ。切ないよ。君が笑顔を見せたなら、私はきっと胸躍る。君の笑顔ほど大切なものはない。私の、宝物。大事だから、また笑ってね。君といられれば、幸せだから。隣で一緒に笑い合いたい。いつまでも。一生一緒。離れたくない。命ある限り。

思い出の写真。それを見るたびに思い出す。泣いてない? 大丈夫? 私がいるよ。

辛い時、一人でいないでね。考えれば考えるほど頭の中は暗くなる。でも、そばに誰かがいれば…安心だよ。一人じゃないって思えるから。そう思うだけで涙が出そうなくらい安らぐんだよ。心が軽くなる。

いつでも話聴くよ。弱くたっていい。弱音吐いていい。相談して。説明がわけ分からなくなってもいい。完璧に気持ちを理解 なんて誰にもできないけど、少しくらいなら分かるから。私も感じたことのある感情。

一人じゃないから。

いつも気丈でいなくていい。時には休むことも必要。

遠慮ばかりして人のことばかり考えてない? 気にしてない?
自分のこと、もっと大事にして。『自分のあるべき場所』。
そんな難しいこと考えないで。答えはじきに出て来るから。今焦って出さなくていいんだ。みんなみんな後になって気付くんだから。君だけじゃない。君だけじゃないよ。

分かってるけど…。
心と身体が別々の時がある。どっちに従えばいいの? 答えは心。一番正直なのは、心だよ。針のような傷みを感じたら、休もう。身体が嫌がっても、本当に傷付いているのは心だから。大切にしたいひとりひとつの心。代わりはないから壊さないでね。

小さな声が聞こえます。小さななにかが叫んでます。その正体はなに? 私も知っているモノ。
『弱さ』。

それは、最後の君からのSOS。限界ギリギリの君の、心の訴え。これだけは無視しないで。君がいなくなる。君らしい君が消えてしまう。

最後の涙、枯らさないで。我慢しすぎだよ。私は君の涙を知らない。君の素顔を知らない。

さらけ出して。嘘が嫌いな君のこと。偽りたくなんかないはず。不器用な君のこと。きっと無自覚。素顔を見せられないはず。だからこそ、君は貴重な存在なんだ。君の本当の笑顔と涙。いつかそれが向けられるよう。

強くなくていい。今の君が好き。頑張ってる姿に何度勇気もらった? 私も頑張りたい。君だけに背負わせたりしないよ。一緒に世界を知ろうよ。

君になら私のすべてを託せる。望むのならば、この身体だって捧げよう。けれど…心は渡せない。叶うならあげたいけれど、そんなことはできないから。心は交換できないから。…なによりも大切なもの。
君は、誰よりも大切な存在だよ。私にとってなくてはならないただひとりの人。心と同じだね。そこに居るのが当たり前。在るのが当たり前だから、気付けないんだ。いつもありがとう。感謝してるよ。

そんな不安な顔しないで。君にそんな顔されたら、私はどうしたらいいの?
どんな慰めの言葉も今はなんの意味も持たない。
泣きそうな顔。辛い表情。だからって、涙を堪えられても…どうしようもない。悲しい顔も傷いけど、無理して笑っているのを見るのも傷いよ。笑っている君自身も辛いんでしょ?
私が泣いていた時、君はいつも私を元気付けてくれた。また笑顔を咲かせてくれたんだよ。私が今ここにいられるのも、みんなみんな君のお陰なんだ。だから…ひとりで泣かないでね。君が泣くなら、私も一緒に泣くから。そして、そんな日があったことをいつかふたりで話そう。その時、また笑顔でいられるように。

THE END.

⇒⇒⇒エッセイ『心の音』(2)「明日への扉」へ




by wck-news | 2011-04-30 00:00 | 知花さんのエッセイ『心の音』

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