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ウィメンズカウンセリング京都          ☆スタッフblog

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今年は、スタッフ・オススメ本をさぼってしまい、すみませんでした。
でも、『フェミニストカウンセリングの実践』を出版した !!(もう、読んでいただけましたか?) ということで、お許し下さいませ。

とはいえ、少しは挽回をはかるべく、スタッフに今年読んだ本のベスト1を尋ねてみました!年末の忙しい折に、協力してくださったスタッフのみなさん、ありがとうございました☆

ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(上)

マイケル サンデル / 早川書房


ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(下)

マイケル サンデル / 早川書房


ハーバード大学のマイケル・サンデル教授の講義を翻訳したもの。功利主義、リバタリアニズム(自由原理主義)、カント哲学、アリストテレス哲学をつなぎ、議論を通して検証する。自己責任論や「戦争責任」をどう考えるかなどを俎上に載せながら人間観、社会観を問い直す。「私たちはどう生きるか」に新しい視点を与えてくれる。
欧米でかつ男性の哲学者だけの紹介が残念だけど。


名もなき受刑者たちへ 「黒羽刑務所 16工場」体験記 (宝島SUGOI文庫)

本間 龍 / 宝島社




オリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫)

米原 万里 / 集英社


ロシア語通訳として活躍した故米原万里さんの小説。題名からは想像がつかない物語がひろがっています。著者が子ども時代を過ごしたチェコスロヴァキアの学校を舞台としたユーモア小説かと読みだしたら、ミステリアスな展開に一挙に引き込まれ、やがてずしんとした内容に・・・。
ノンフィクションではないのですが、歴史の闇が描かれています。


役にたたない日々 (朝日文庫)

佐野洋子 / 朝日新聞出版


佐野さんが65歳頃から、日々身辺で起きた事、その時の気持ちを、絶妙な言葉に乗せてセキララに、綴っていて「オオー!!そうだ~!」「いいぞう~!」って感じ。怖いほど言い当ててる心境はほぼ同じ。代弁してもらってるみたい。(私も来年同じ年よ~怖~い!\(◎o◎)/)


春にして君を離れ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

アガサ・クリスティー / 早川書房


今年は、アガサ・クリスティー生誕120年になる。名探偵ポアロ、ミス・マーブルものはよく知られているが、この小説はメアリ・ウェストマコット名義で1944年に書かれた。質、量ともにこれだけ書ける彼女は、すごい。この小説はフェミニストカウンセラー必読の書である。人間心理はほんとにミステリーだ! 読んだ後で、こわ~くなりますよ!!

出会い系のシングルマザーたち―欲望と貧困のはざまで

鈴木 大介 / 朝日新聞出版


彼女たちは、おそらく男性の鈴木さんだったからこそ、ここまで語れたのかもしれない。もし、「あなたがフェミニストカウンセラ―だから、話しにくいと言われたら…」と思いながら読んだ。残念ながら、そう言われることもあるだろう。いつかちゃんと出会いたいけれども…



最後に、映画をひとつ(下に出ているのは、サントラですが)、

バーレスク オリジナル・サウンドトラック

サントラ / SMJ


現在上映中のミュージカル映画「バーレスク」、最高060.gif
初めて聞いたけど、クリスティーナ・アギレラの歌声は凄い! シェールの声も好き。 
バーレスク・クラブのショー場面は、ゴージャスでとにかくカッコイイ016.gif 
衣装デザインもステキ。スクリーン上だとわかっていても、拍手したくなりました。
監督はカミングアウト・ゲイなのだそうで、ゲイ男性は普通に(?)登場しますが、
レズビアン設定のキャラクターはいなかったなぁ・・・。


☆来年は、オススメ本を含め、ブログ更新をがんばります!
スタッフのみなさん、ご協力をどうぞヨロシク006.gif
by wck-news | 2010-12-29 00:18 | 本・映画・DVD
2010年10~11月実施の講座「自己主張トレーニング」に参加されたみなさまのご感想です。ご協力いただいた受講生のみなさま、ありがとうございました!

自分の感情に気がつきました。まずは、自分の感情に気がつく事。
 これで「嫌」と感じられたら、かわすことができる。やめることができる。
 相手に嫌! NO!といえる。 NOと言うことは相手を傷つけるのではなく、
 自分を守る為の 大切な手段なんだなとわかりました。

自分の知らなかったコミュニケーションスキルを 学んだことで、少し自分が変わった
 気がしました。 でも、まだまだ私はトレーニングが必要だと感じています。
 気づくことが大きな力になるんですね。
 一緒に受講したみんなからもいろんなことを学ばせて頂いたり、気づきをもらったりしました。
 本当にありがとうございました。

この講座を受けさせて頂いて、自分におきている問題を客観的にみることができつつありま
 す。ロールプレイに自分の問題を置いて、自分なりに考え、答えを出せるようになれたことは
 とても感謝です。
 人の役割と申しますか、各々人は誰も自分を認められたい自分の意見を評価されたいと思い
 ます。それを否定されると状況が悪くなります。 認めながらかわしてゆけるようになれること
 の自分なりの方法が見つかりそうな講座でした。ありがとうございました。

初めてロールプレイをして、自分がひっかかっていた事の整理、対策ができてとても
 よかった。 他の方のロールプレイも拝見させていただいて、改めて言葉の持つ力を実感
 しました。5回だけでしたが、私にしたら随分自信がついたと思います。

次回の自己主張トレーニングは1月18日(火曜日)スタートです!
詳細はこちらをご覧ください。
お申込み、お待ちしています030.gif
by wck-news | 2010-12-27 00:00 | 講座受講者の声

光のルネサンス

クリスマス・バージョンはおしまいにします。
次に何にしようと迷ったあげく、寒波がきているようなので、合わせて雪の結晶にしました。

今日は、大阪・中之島の「光のルネサンス」に行ってきました。最終日ギリギリ。
凍えそうななか、すごい人出でした。
WCKとは関係ないけど、ちょこっとご紹介。

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中央公会堂の壁面も
ライトで装飾



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イルミネーション・ボートが次々に通過。
サンタさんも乗っています。



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巨大トナカイ出現!



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キラキラで大満足ですが、寒かった~
by wck-news | 2010-12-26 00:00 | 日々雑感
今日は、クリスマスイブですね。
予告どおり、ブログ背景を「プレゼント」にしてみました。
う~ん、華やかですが、目がチカチカ?
明日、もとに戻します。

昨日は、スタッフミーティング&大掃除&忘年会でした!
スタッフのみなさま、お疲れさまでした☆

いつか使うかも?ととっておいた紙袋とか空缶とか、
こんなに使わないよね~とバッサリ処分!
3階講座室の窓もキレイになって、明るくなりました058.gif

忘年会も楽しかったですね。024.gif
今年は中国料理でした。お料理、どれもおいしかったー!(^^)!

f0068517_0234239.jpg北京ダックです。



f0068517_027111.jpg鰤(ぶり)しゃぶ中


f0068517_0342696.jpg「花開く茉莉花茶(ジャスミン茶)」
カップが小さいから、これじゃあちゃんと開かないよねぇ?まりもみたい・・・
ということで、その前にオーダーした薬膳茶の透明ティーポットに移し替えてみたら
キレイに開きました。残念ながら、その写真はないのですが・・・。



オードブルや炒飯に入ってた不思議な食感の白い食材が気になって
お店の人に尋ねてみました。
タケノコみたいにシャキっとしながら味はキノコ。エリンギっぽい感じ。
お答えは、「マコモダケ」ということでした。
やっぱりキノコなんだ~と納得したのですが、帰ってから調べたら違うのです!!
こんな記事がありました。
イネ科の多年草で、最近、健康食品として注目を集めているのだとか。
by wck-news | 2010-12-24 00:00 | 日々雑感
みなさま、街はイルミネーションで華やかですね!
ブログの背景も、期間限定、クリスマス・バージョンにしてみました☆
赤の「プレゼント」というのもきれいで迷ったのですが、トナカイがかわいいので、
やっぱりこちらにしました。
クリスマス・イブだけ赤にするかも?!

1月スタートの講座、受付中です。
自己主張トレーニング&自分を好きになる講座(自己尊重トレーニング)
フェミニストカウンセリング講座Ⅲ「セクシュアリティ」

お申込み、お待ちしています!
by wck-news | 2010-12-19 00:00 | その他
ウィメンズカウンセリング京都 15周年記念シンポジウム(2010年9月12日実施)
隠されてきた「女性の貧困」
~ベーシック・インカムは希望になるのか~


今夏は例年にない猛暑に見舞われ、思わせぶりの涼風に期待を寄せる中、9月12日ウィメンズカウンセリング京都(以下WCK)設立15周年記念シンポジウムを、(財)京都市女性協会と共催で開催した。
 近年、日本社会を覆う閉塞感に「貧困」というキーワードを外すことは出来ない。グローバル化した情報と経済構造の大転換、これによる経済格差の問題、労働の規制緩和などの中で生み落とされてきた「貧困」問題。今回のシンポジウムでは「隠されてきた女性の貧困」の現実に焦点を当て、個人の問題ではなく社会の問題として押し返す力をためるためにその解決策と方向性をテーマに据えた。

◆ 女性の貧困はどのように隠されてきたか
 まず、WCK代表の井上摩耶子から、自身の働き方を振り返り、ジェンダー分析を交え、シンポの主旨について説明があった。70年代高度経済成長を支えてきた性別役割分業(男は外で働き、女は内で家事・育児)は、個人の選択による働き方=自己責任であるという考え方で一般化されてきた結果、女性の経済的自立を難しくしてきたこと。結婚生活が継続される事を前提に、時代の要請とはいえ無償労働を担わされてきた事実は、労働政策の誤りであったと指摘した。
 しんぐるまざあず・ふぉーらむ・京都代表の寺田まりこさんは、30年間子どもと自分を養うために、NOを言えない請け負いの仕事を強いられて来たが、「BI」があればもう少し人間らしい生活を送れたはず」と、ご自身の窮乏生活を語り、京都市「ひとり親家庭実態調査」や厚生労働省のさまざまなデータを使って、「シングルマザー」が置かれている生活実態を示し、女性の生涯にわたる多様な生き方に眼が届いていない国の政策、人権の置き去りを掘り起こされた。そして、改めて“ベーシック・インカム”(基本所得 / 以下BI)の実現に希望を託した。

◆ 「貧困」とベーシック・インカムの考え方
 次に「反貧困ネットワーク京都」事務局長の舟木浩弁護士は、生活保護問題を切り口に、ネットワークの設立、経緯、取り組みについて話された。社会の隅々に追いやられ、見えにくくなっている「貧困」の実情、生活保護をめぐる裁判から、構造的に「貧困」が生み出されている実態は、複合的な問題(DV、アルコール依存、精神疾患、無年金者etc)が絡まっており、幅広い支援活動と関係機関の連携強化が必要であると訴えられ、パーソナルサポート構想を明らかにされた。
 続いてシンポのメインテーマであるBIについて山森亨さん(同志社大学)から、パワーポイントを使って解説を受けた。BIが夢物語ではないことを(日本での実現はともかくとして)、先進国における家族関係社会支出の割合、家族給付の国際比較から説明し、憲法25条に触れながら、生存権の保障を欠いている現行の社会保障制度の機能不全を指摘された。「女性の人権」を求めてきたフェミニズム運動が女たちの共通課題として「家事労働に賃金を!」と訴えてきた(ダラ・コスタ著 1986年 インパクト出版会)のだが、あまねく生きとし生ける者の「基本所得」を求めてきた黒人運動(キング牧師の提唱)と、実はジェンダー平等を求めてきた女たちの運動とは地続きであったことを示唆された。
 日本におけるBI導入の実現可能性について会場から質問があった。現行のシステムを変えていくには、困難ではあるが、広く「貧困」の実態を可視化させ、生存権の保障を訴えていくことが重要であるという展望を得た。知らないことを望むことは出来ないが、BIという新たな社会保障に少し希望が生まれた。

(上野美代子・WCKニュース第56号より転載)
by WCK-News | 2010-12-01 00:00 | WCK公開講座報告

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